2008,10,24, Friday
今までいちばんビビッたのは…?
上智対談講義第3回目はミャンマーで辺境専門旅行会社を経営する金澤聖太師範。(極真空手の猛者なので私はそう呼んでいるのだ)
のっけから、「道場破りで社員ゲット」というぶっ飛び話。
ヤンゴンに一人で初めて行って、極真の道場を見つけたから乗り込んでスパーリングして、片っ端から「伸ばした」。次に行ったとき、3人だけまたスパーリングにかかってきたから『見所がある』と社員にしたという。
その他にも、自分のツアーで死人を二人出しているとか、
インパール作戦に従軍した日本兵のしゃれこうべを今でも飾っているナガ族の家に行ったとか、
昔カンボジアに駐在していた頃、ピストルを持って殴りこみに行ったとか、
ヤバイ話のオンパレードで学生もアゼン。
でも、学生のひとりが「すごく危ない目にたくさんあっていると思いますが、今までいちばんビビッたのは何ですか?」と訊かれたら、
「妻に逃げられたときかな」と答えて爆笑を買っていた。
そのあとは一転して、「日本は文化的秘境で、郷土料理でもオタク文化でも、
欧米の客に売りたいものがたくさんある」と言い、必ずしも武闘派いっぺんとうでもないことを学生にアピール。
この「転調」も効いていた。
あとで師範に連絡先を訊いていた学生が何人かいたという。
もしや就職先の候補になったのだろうか。
就職が実現すれば「道場破り話で社員ゲット」という新しい伝説が加わることになる。
あとでオブザーバーの杉江さんとも話したのだが、
金澤師範は話しなれているわけでもないのに、すごく話がおもしろい。
これは第1回、第2回の二村さん、アドゥンさんとも共通するが、
「自分の言葉」を持っているからだろう。
話すべきことがあるから、多少口べたでも話は魅力的になるのだ。
次回は、女性ながら本場タイで、プロ・ムエタイボクサーになり、
現在はムエタイ・エクササイズ・インストラクター兼ライターの下関崇子さん。
格闘系がつづく。
(写真:金澤師範の会社のツアーで行ったカチン州3白4日の旅/今年2月)
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